【通貨バスケット】
通貨バスケットとは複数の主要貿易相手国の通貨を一定の割合で加重平均したものと自国通貨を連動させる方式のことです。
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29日の東京株式市場は、日経平均株価が前日終値比183円95銭安の9891円10銭と大幅続落、10月8日以来、3週間ぶりに1万円を割り込んだ。
前日の欧米株市場に加え、アジア株も軒並み大幅安で推移。
世界経済の回復期待に見直しムードが広がったことなどから、東京市場でも輸出関連株を中心に幅広い銘柄に売りが広がった。
TOPIXも同6.54ポイント安の882.26で続落。
ただ、みずほ銀行などのメガバンクにTOPIXのリバランス需要が発生する、との思惑から、大手銀行株は上昇。
日経平均に比べ、TOPIXの下落率は小幅にとどまった。
東証1部の出来高は概算で26億4289万株、売買代金は1兆8669億円で、前日よりは活発だった。
前日の米国株市場は、NYダウ平均、ナスダック総合株価指数、SP500ともそろって下落。
9月の新築住宅販売戸数が市場予想を下回ったことから、楽観視されていた米国経済の回復見通しに警戒感が強まったことが一因にある。
欧州株も軒並み下落。
本日朝方の外国証券経由売買動向は600万株の売り越しで、東京市場の前場は日経平均が前日終値比133円の大幅安で始まった。
為替円高が進んだことも、下げに拍車をかけた。
9月の鉱工業生産指数が市場予測を上回ったことなどを背景に一時は9900円台を回復したが、上海株式市場が下落するや失速、同200円近い下げで引けた。
昼のバスケット取引は411億円で「売り買い均衡」と伝えられた。
後場は、上海、シンガポールなどアジア市場が総じて下落したことや、円相場の上昇を受けて、一段と下げ幅を拡大してのスタート。
寄り付き直後は前場の安値9850円付近まで売り込まれる展開を見せたが、日経平均先物に9850円で1400枚程度のまとまった買いが入り、現物も下げ渋った。
ただ、めぼしい買い材料がなく、終値は9900円台を回復することなく引けた。
東証33業種のうち、プラスは銀行、空運、保険、不動産、証券の5業種のみ。
28業種がマイナスだった。
下落率ナンバー1は、ゴムでマイナス3.58%。
前日の米国株市場でグッドイヤーが2割もの下げを演じており、これに影響される形でブリヂストンが大幅安となった。
このほか個別株では、日経平均への寄与度が大きいフゼストリテイリングやアドバンテスト、ファナックなどが下落。
赤字拡大見通しを公表したNECエレクトロニクスや大幅下方修正がネガティブサプライズとなった新光電気工業はじめ、下方修正組の下落も目立った。
一方、上昇率上位には、日本航空電子やアンリツ、マネックスなど。
日本航空電子とアンリツは、証券会社の投資判断引き上げが背景。
マネックスグループはオリックス証券との統合が好感された格好だ。
明日は米国の7〜9月期GDP速報値が発表されるほか、国内の決算発表も500社以上とピークを迎える予定。
ゴールドマン・サックスが28日付けレポートで、7〜9月期の米GDP予想(年率換算)を前期比プラス3.0%から2.7%に下方修正しており、世界経済の回復期待に対する警戒感も強まっている。
出遅れが指摘される日本株だけに、これら経済指標の結果をにらみつつ様子見、停滞の状態が続きそうだ。